J1のセカンドステージに入って3勝1分と好調の横浜F・マリノス。
先週末に行われたジュビロ磐田戦では先制に成功しながらも、川辺駿に強烈なミドルシュートを許し1-1で試合を終えた。
そんなこの日の試合ではFWカイケがゴールしたのだが、その起点となったのは中村俊輔のこんなプレーであった。
25分、磐田MF宮崎智彦が自陣で小林祐希にパスを送ると、これがやや弱くなってしまい中村俊輔がスライディングでカット!
ボールをカットした中村はそこから即座にパスを送りカウンターに繋げると、カイケはクエンテン・マルティノスとのワンツーからゴールを奪った。
38歳でありながら、無尽蔵のスタミナでピッチを走り続ける中村。
この場面でも、宮崎にボールが渡る前からインターセプトを狙っていたように見える。そんな中村の好守に、ピッチサイドでこのシーンを見ていた磐田の名波浩監督は両手を上げて反応していた。
先制点を演出した中村であったが、1-1と引き分けたことで「もうちょっと大人のサッカーをしないと」と試合後振り返っている。