サッカー選手にとって、背番号「10」は特別なナンバーだ。
『背番号「10」の系譜』というこのシリーズでは、特定のクラブチームで10番を背負ったレジェンドたちを順番に紹介していく。
なお、リーグによって背番号固定制を採用したのがまちまちまであるため、1995年以降を対象とする。
今回はアーセナル編だ。
デニス・ベルカンプ(FW)
【アーセナルでの背番号の変遷】
#10:1995 - 2006年
アーセナルファンの間でいまだ根強い人気を誇るベルカンプ。在籍した11シーズンの全てで10番を背負い、魅惑のプレーでファンを沸かせた。なかでもティエリ・アンリとのコンビはプレミア史上最強の呼び声高く、2003-04シーズンには無敗優勝を成し遂げた。2005-06シーズンをもって現役を引退したが、引退試合はエミレーツ・スタジアムのこけら落としの一戦にもなっている。ちなみにアヤックス時代には14番を、インテル時代には10番をつけていた。