佳境を迎えているインターナショナル・チャンピオンズカップ。

リオ五輪日本代表がブラジル代表と対戦している裏では、アメリカのミシガン州でレアル・マドリー対チェルシー戦が行われた。

試合はマリアーノ・ディアスの驚愕ゴールもありマドリーが前半のうちに3-0とリードしたのだが、チェルシーの1点目もなかなかのインパクトであった。


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0-3で迎えた80分、後方からのロングフィードにエデン・アザールが一発で抜け出す。

すると前に出ていた相手GKを冷静にかわし、無人のゴールに流し込んで反撃の狼煙をあげた。

それにしても、たった一本のパスでマドリーの組織を陥れたロングパスは見事であった。パスを送ったのは、アカデミー出身のナサニエル・チャロバーだ。

昨シーズンはナポリにローン移籍していたチャロバー。イングランドの世代別代表の常連であり、日本代表も出場したトゥーロン国際2016でもメンバー入りし、チームの優勝に貢献している。

パスを受け取ると胸トラップでコントロールし、アザールのポジションを見ることなくダイレクトでロングパスを送った。

視野の広さもさながら、このパスセンスは魅力的…今季はプレミアリーグでブレイクとなるだろうか?

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