リオ五輪のサッカー競技が開幕を迎えた。

日本代表はナイジェリアとの初戦に臨んだが、大量失点を喫し黒星スタートとなってしまった。

この一戦はマナウスのアマゾニア・アリーナで行われたのだが、試合後に見せた日本サポーターの行いが現地で話題になっているようだ。『D24am』などのブラジルメディアが伝えている。

それによれば、試合後のスタジアムでポリ袋を片手にゴミ拾いをする日本人サポーターたちの姿があったという。

なんでも20人ほどのサポーターが参加したそうで、そのうちの一人である日本人男性の談話も伝えられている。日本人は早くからゴミを正しい場所に捨てることを教わると語り、「これは私たちの習慣です。ブラジル人は何でも床に捨ててしまう。日本人はポイ捨てせずに、ちゃんとした場所に捨てます」などと述べたそう。

現場でこの光景を目にしたブラジル人のデニウソン・リマさんは自らも感化されたと述べていた。

「日本のファンたちはいつも通りスタジアムをキレイにするためのバッグを持っていました。

床にゴミを残さないという文化を教えてくれた。それを目にした時、自分も同じように参加しなければと」

2年前のブラジルW杯の時と同様に日本人サポーターたちの心遣いが現地でも注目を浴びているようだ。

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