ピーター・ウタカ
「まだフィットしているよ。自分の体からは常にモチベーションを感じている。
いつか引退するときには、とても難しい決断になる。なぜなら、僕はまだ自分の最高レベルにあるし、サッカーを捨てると言うのは難しいよ。
ただ、自分の体がそれを教えてくれたとき、引退するだろう。しかし、今はまだ20歳のようにフィットしているんだ。
サッカーは自分にとっての楽しみだ。幸せになるために集まってくる人々を、喜びを持って見ている。
多くの喜びと幸福を与えてくれる。世界の素晴らしい人々と出会うチャンスを与えてくれる。
だから、引退することは常に悲しいものだ。とはいえ、良い形で引退できれば、それは報われる。若者が尊敬してくれるような良い遺産を残して去ることができた時にはね」
(一部では金のために日本へ行ったという話もあったが)
「全てのサッカー選手が夢を持っている。それは分かるよね?
夢はお金よりも前にある。夢でお金を生み出すことができる。しかし最低限、人生のために神の祝福が残る。
若い選手たちに言いたいのは、感謝を持ってピッチに立つことと、偉大なレジェンドの生き方をモデルにしようということだ。その道に沿って行けば、お金は稼ぐことができる。
実際問題、サッカービジネスは拡大しており、多くの人々が利益を得ている。したがって、僕は大金を得たいと考えている選手に落胆させられることはない。なぜなら、これはビジネスの世界だからね」
「大金持ち」32歳の広島ウタカ、ゴール量産の秘訣は?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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