『Daily Star』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、ロメル・ルカクの獲得が厳しくなった」と報じた。

先日から大きな話題の一つになってきたロメル・ルカクの去就。かつて彼を放出したチェルシーが6500万ポンド(およそ85.1億円)を準備して買い戻しを狙っているという噂だった。

すでに交渉の合意は近いとも言われていたものの、これがどうやら現在かなり難しくなっているという。

エヴァートンの新たなオーナーであるファルハド・モシーリ氏は、ルカクの価格を7500万ポンド(およそ98.2億円)と設定。アブラモヴィッチが用意できない数字を提示。

さらにエヴァートンはルカクに対しても週10万ポンド(およそ1310万円)以上という給与を支払うという新契約を準備しており、引き止めに本腰を入れているとのこと。

記事によればチェルシーはこれを受けてターゲットをインテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディに移したという。

その価格はおよそ5000万ユーロ(およそ56.4億円)程度だと考えられており、マンチーニ監督解任に揺れるインテルからエースの引き抜きを狙うようだ。

そしてもう一人がサントスのブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザ。現在リオ五輪に出場している彼もチェルシーのターゲットの一人だという。

ただコンテ監督はできるだけ経験を持っている選手を求めているとのことで、よりイカルディの方に関心があるようだ。

もしガブリエウ・バルボーザの取引を行う場合、ブラジル代表MFオスカルをその一部として譲渡する可能性があるとのこと。

一方、『Express』は「チェルシーは、移籍マーケットの最終日までロメル・ルカクの獲得を諦めない」と報じている。

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