リオ五輪のサッカー競技は男女ともに佳境を迎えつつある。

女子の準々決勝ではオーストラリアが開催国ブラジルと激闘を演じるも、PK戦の末に敗れ大会を去ることが決まった。

120分間を戦ってスコアレスという展開だった一戦では、オーストラリアの守護神リディア・ウィリアムズが見事なプレーを見せていた。

89分という時間帯に際どいシュートを浴びるも、素晴らしい反応でセーブ!ここで決められていたらその時点で試合は決まっていたはずだ。

リディア・ウィリアムズは1988年生まれの28歳。175cmという身長ながらこれまで代表戦56試合に出場してきた。アジア最終予選でなでしこジャパンを3-1で撃破した際にもゴールを守っていた選手だ。

無念の敗戦後、彼女はこう大会を振り返っていた。

リディア・ウィリアムズ(オーストラリア女子代表GK)

「今あまりに多くの感情が去来している。応援してくれた全ての人達にただ感謝する。

彼女(チームメイト)達はファミリー。誇りに思う」

なお、準決勝はブラジルvsスウェーデン、カナダvsドイツというカード。オーストラリア同様に中国も敗退が決まり、アジア勢は姿を消した。

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