リオ五輪のサッカー競技が、男子女子ともに開幕を迎えている。

アジア最終予選でなでしこジャパンを下すなどトップ通過を果たしたオーストラリア女子代表は、グループステージ第2戦で優勝候補の一角であるドイツと対戦すると2-2で引き分けた。

オーストラリアとしては一時は2-0とリードしていただけに、悔しい結果になったともいえるが、2点目のシーンは見事だった。

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後方からのフィードに反応したFWリサ・デ・ヴァンナが相手と競りながらボールをキープすると、巧みな股抜きで突破!中央に送ったクロスをケイトリン・フォードが詰めてゴール。デ・ヴァンナの絶妙な間合いからの抜き去り方は見事だった。

ただ、オーストラリアはこの直後の前半アディショナルタイムと試合終了間際の88分に失点。

アレン・スタジック監督は「2失点を喫した時間帯に今でもとても腹が立っている。2点目を奪いハーフタイムまであと10秒だった場面と終了直前だ。今日は勝つために十分なチャンスを作っていたと思う。簡単に勝てたはずだった」と悔しさを露わにしていた。

2節を終えグループFは2連勝のカナダが勝ち抜け決定。ドイツは勝ち点4で2位、オーストリアは同1で3位、ジンバブエが同0で最下位。第3節はドイツ対カナダ、オーストラリア対ジンバブエという対戦になっている。

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