『Completesportsnigeria』は、「ナイジェリアスポーツ省は、五輪代表MFジョン・オビ・ミケルに経費を支払った」と報じた。
現在行われているリオ五輪サッカー競技で準決勝進出を果たすなど活躍を見せ、大きな話題を集めているナイジェリア。
その一方で、サッカー連盟やチームの資金難がたびたび囁かれる状況になっており、ブラジルに到着したのも開幕戦のわずか6時間前であった。
さらに選手に対する手当についても支払いが遅れており、活動費や滞在費についてもチーム側が代わって負担しなければならない状況となっていた。
先日はブラジル国内での移動に際してホテル代が未払いとなり、それを選手であるジョン・オビ・ミケルが肩代わりしたというニュースも流れている。
[Qoly] ミケル、やっぱり五輪で自腹切ってた…なんと連盟役員の分まで https://t.co/SoQp38zuij
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月13日
しかしチームの活躍からか、政府側はすばやくこの問題の解決に動いたようだ。
(※なお、Qolyにおきましてはこの件での関連性が不明であるため個人の寄付については踏み込みません。オフィシャルのリリースにおいて「それによって解決した」という内容が書かれればということになります)
記事によれば、ナイジェリアサッカー連盟がメディアに送ったプレスリリースの中に、スポーツ省がミケルに4600ドルを払い戻したという内容が書かれていたという。
準々決勝デンマーク戦での勝利後、ミケルは以下のように語っている。
ジョン・オビ・ミケル
「まるで父親のようなサポートに感謝したい。正直に言えば、多くの厳しい物事があった。しかし、いつも我々がピッチに入るときにはすべてを忘れて戦った。母なる国のことを最優先した。
我々はすごいことをやってきたし、それを続けていくだろう。しかし、更なるモチベーションを必要としている」