佳境を迎えているリオ五輪の男子サッカー。

注目の準決勝、ドイツはナイジェリアを2-0で下して決勝進出を決めた。

この結果、決勝は開催国ブラジル対ドイツという対戦となった。

そしてこの両者の対決といえば、2年前のアレだろう。2014年ブラジルW杯の準決勝、ミネイロンで行われた一戦は7-1という衝撃的なスコアでドイツが大勝し、開催国ブラジルは悲しみに包まれた

今回の舞台はマラカナンだが、当然現地でも“再戦”は話題になっている。『Globo』では、この件について問われたドイツのホルスト・ルベッシュ監督のコメントを伝えていた。

ホルスト・ルベッシュ(ドイツ五輪代表監督)

「7-1は我がチームには関係ないと思うね。

若い選手たちで形成されているし、彼らはマラカナンで決勝を戦うというまたとないチャンスを得た。

(優勝できれば)夢の様だろう。選手たちにとても感謝している。彼らは素晴らしい仕事をやっているよ」

『7-1』は今回のチームとは関係がないと述べていたようだ。また、ネイマール個人ではなく、チーム全体としてブラジルを警戒する必要があるとも口にしていた。

ホルスト・ルベッシュ(ドイツ五輪代表監督)

「1人の選手相手に戦うことなどありえない。対戦するのはチームだ。

ブラジルは間違いなく相当なクオリティを備えている。ピッチ上だけでなくベンチにもね。

我が選手たちは自分の強みに注力しなければならない。相手を支配する必要がある。それがやるべきことだ」

優勝候補同士の対決となった決勝戦は現地21日にマラカナンで行われる。

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