『AAP』は「ホッフェンハイムを退団したドイツ代表FWケヴィン・クラニーは、アデレード・ユナイテッドへの移籍に近づいている」と報じた。

ケヴィン・クラニーは1982年生まれの34歳。フェリックス・マガト体制のシュトゥットガルトでアレクサンドル・フレブなどとともにブレイクを果たし、ドイツ代表でも活躍した長身ストライカーである。

その後シャルケ04、ディナモ・モスクワでのプレーを経て昨季はホッフェンハイムに所属。14試合に出場し、ノーゴールに終わっていた。

昨季のAリーグでレギュラーシーズン、グランド・ファイナルの2冠を達成したアデレード・ユナイテッド。2017年度AFCチャンピオンズリーグへの出場も決めている。しかしエース的な存在だったFWブルース・ジテが韓国に去ってしまったため、新しいストライカーの獲得が必要な状況になった。

今季からAリーグはスター選手の獲得を強化するため「フルシーズン・ゲストプレイヤー」という新しい制度を設立しており、実質一人分獲得枠が増加した形になる。

それに加えてスター選手獲得のための基金も設立されており、これについても連盟側から補助が出ることになる。

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