『Sky Italia』は「トリノのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は、ミランのGKジャンルイージ・ドンナルンマを起用したことを後悔していると話した」と報じた。
昨季ミランの監督を途中で解任となり、今夏トリノの指揮官となったミハイロヴィッチ。成績はなかなか伸ばせなかったものの、16歳のジャンルイージ・ドンナルンマをデビューさせるという大きな選択を下して話題を集めた。
その選択は結果的に大成功となり、ドンナルンマはたちまちサン・シーロだけでなくイタリアサッカー界のアイドルに成長している。
そして今季の開幕で行われたミラン対トリノ。点の取り合いとなったが、最後にドンナルンマがベロッティのPKを止め、ミランが3-2で競り勝つ結果になった。
試合後ミハイロヴィッチ監督は「こうなると分かっていればデビューさせなかった」と語った。
シニシャ・ミハイロヴィッチ
「もし彼がペナルティキックをセーブすると知っていたら、彼にデビューのチャンスを与えなかったよ。
笑ってしまったね。ガロ(アンドレア・ベロッティの愛称)はPKを外すだろうと分かっていたよ。残念ながら、私はほとんど当たる。その後彼のもとに行って慰めた。起こってしまったことは仕方ない。次にPKを取ったら、彼は蹴らないだろう。
言い訳を探したくはない。すべてのチームに怪我人はいるし、そこに違いはあるが、それも普通の事だ。
我々は個々のミスを犯し、そのツケを支払った」
なお、試合前にミランのベンチを訪れたミハイロヴィッチ監督は、ポジションを奪った形のディエゴ・ロペスから握手を拒否されてしまったとのこと。