先週開幕を迎えた2016-17シーズンのスペイン1部リーグ。
覇権奪還を目指すレアル・マドリーはセルタを2-1で下し開幕2連勝を飾った。この試合で決勝ゴールを叩き込んだのは、ドイツ代表MFトーニ・クロースだった。
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2-1: A fine @ToniKroos strike sees @realmadriden beat @rccelta_oficial.
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— Real Madrid C.F. (@realmadriden) 2016年8月27日
終了10分前という時間帯にお見舞いした一撃は、得意の形からだった(動画1分13秒~)。
ボックス外からダイレクトで突き刺した技ありシュート!
以前モドリッチとの比較考察のなかでも紹介したようなインサイドキックでの完璧なゴールだった。ボールに絶妙なカーブをかけており、ゴールへのパスとも言えるプレーであった。
パスの精度や成功率が注目されることの多いクロースだが、横からのボールに対するシュート技術はやはり天下一品である。
実際、同僚のダニ・カルバハルも「クロースのクオリティは誰もが分かっている。以前ラージョ戦でも同じようなゴールを決めたよね」と述べており、あのインサイドキックを思い出していたようだ。ニアはコース自体が狭く、さらに威力の出せないグラウンダーのインサイドキックでペナルティエリア外からそこを抜くためには、まさに“針の穴を通す”精度が必要。それを再び決めてしまうとは…。
なお、この試合でマドリーはカゼミロの前にクロースとルーカ・モドリッチを配置、ジダン監督も「クロースとモドリッチは非常に重要だ」と2人の存在を讃えていた。