かつてミランで10番を背負い、シャルケなどでプレーしたMFケヴィン=プリンス・ボアテング。

シャルケ退団後は半年近くフリーランスの状態が続いていたが、今季ラス・パルマスに加入した。

リーガ開幕から2試合連続で先発しているボアテングだが、やはりコンディションが万全ではないのか、いずれの試合でも60分ほどで途中交代となっている。

しかし、バレンシア戦、グラナダ戦と2試合連続でゴールをあげており、チームの連勝スタートに大きく貢献している。


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こちらは先週末に行われたグラナダ戦の勝ち越し点。

1-1で迎えた52分、左サイドからのクロスボールに高い打点で合わせ、相手GKギジェルモ・オチョアが守るゴールを打ち破った。こうした身体能力は流石である。

そんなボアテングはこの得点後、こんなセレブレーションを見せた。

「頑張れ、イタリア」というメッセージTシャツを掲げたボアテング。

これはもちろん、今月24日に発生したイタリア中部地震の犠牲者に向けた追悼のメッセージだ。

ボアテングは2010年から2014年にかけてジェノアとミランに在籍しており、やはり大きな災害にあったイタリアに連帯の意思を示したかったようだ。

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