クラウディオ・ブラボの移籍によってバルセロナの正GKの座に就いたマーク=アンドレ・テア・シュテーゲン。
リーガ第2節のアスレティック・ビルバオ戦に早速先発するも、パスミスから大ピンチを招き顔面セーブでどうにか阻止するという場面もあった。
Con la cara también vale. Ter Stegen enmienda su error anterior y saca el disparo de Beñat. pic.twitter.com/hPhwB959ve
— La casa del fútbol (@casadelfutbol) 2016年8月28日
ただOptaによれば、テア・シュテーゲンはこの試合で50本のパスを成功させており、これは2005-06シーズン以降のリーガにおいて最も多い記録となったそう。
50 - Marc-André Stegen has now completed 50 passes, more than any goalkeeper in a La Liga game (since 05/06). Future pic.twitter.com/C0ykGHsEoX
— OptaJose (@OptaJose) 2016年8月28日
実際、らしいプレーも見せていた。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
ビルバオがコーナーキックからカウンターに出た場面で、ゴールを大きく飛び出して対応したテア・シュテーゲン。相手選手に寄せられるも冷静なフェイクからのターンでいなすと、しっかり味方につないでみせた。
ブラボであればあの位置にはいなかったであろうし、ボールを持ったとしても蹴り出していた可能性が高い。ある程度のリスクは承知でテア・シュテーゲンにはこういうプレーが求められているともいえる。実際、やれるだけの実力はすでに証明済みだ。
Picture: Ter Stegen (77) has touched the ball more than Athletic Bilbao players. pic.twitter.com/WUtPD0y176
— Papers Of Barca (@PapersOfBarca) 2016年8月28日
そして、この試合ではどのビルバオ選手よりもボールタッチ数が多かったというデータもあるようだ。
そんなテア・シュテーゲンにとって、膝の靭帯を痛めて以降この日が復帰戦でもあった。試合後には「アスレティック・ビルバオ相手にやるのはいつだって難しい。でも僕らはそれをやり遂げた。怪我の後、上手くやれてとても嬉しいよ」とその喜びを語っていた。