クラウディオ・ブラボの移籍によってバルセロナの正GKの座に就いたマーク=アンドレ・テア・シュテーゲン。

リーガ第2節のアスレティック・ビルバオ戦に早速先発するも、パスミスから大ピンチを招き顔面セーブでどうにか阻止するという場面もあった。

ただOptaによれば、テア・シュテーゲンはこの試合で50本のパスを成功させており、これは2005-06シーズン以降のリーガにおいて最も多い記録となったそう。

実際、らしいプレーも見せていた。

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ビルバオがコーナーキックからカウンターに出た場面で、ゴールを大きく飛び出して対応したテア・シュテーゲン。相手選手に寄せられるも冷静なフェイクからのターンでいなすと、しっかり味方につないでみせた。

ブラボであればあの位置にはいなかったであろうし、ボールを持ったとしても蹴り出していた可能性が高い。ある程度のリスクは承知でテア・シュテーゲンにはこういうプレーが求められているともいえる。実際、やれるだけの実力はすでに証明済みだ。

そして、この試合ではどのビルバオ選手よりもボールタッチ数が多かったというデータもあるようだ。

そんなテア・シュテーゲンにとって、膝の靭帯を痛めて以降この日が復帰戦でもあった。試合後には「アスレティック・ビルバオ相手にやるのはいつだって難しい。でも僕らはそれをやり遂げた。怪我の後、上手くやれてとても嬉しいよ」とその喜びを語っていた。

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