『Sky Italia』は「トリノのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は、DFニコラ・マクシモヴィッチについての質問をあしらった」と報じた。
先日からナポリへの移籍が噂されているマクシモヴィッチ。すでにトリノでの練習には出席しておらず、チームを離れる準備をしているという。
先日その移籍金は2600万ユーロ(およそ29.1億円)になると言われていたが、まだ交渉については合意に至っておらず、最後までどうなるかはわからない状況だ。
しかしシニシャ・ミハイロヴィッチ監督はボローニャ戦前のインタビューで「私にとってはマクシモヴィッチは死んだ」と語り、もはや構想に入っていないことを明かしていた。
[Qoly] ミハイロヴィッチ「マクシモヴィッチは“死んだ”」 https://t.co/04umTxlXNE
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月28日
そして、当然5-1で勝利したボローニャ戦後もその質問が投げかけられたが、ミハイロヴィッチ監督は以下のように話し、呼吸を無駄にしたくないとあしらった。
シニシャ・ミハイロヴィッチ(トリノ監督)
(ニコラ・マクシモヴィッチの状況は?)
「私は、その男のためにこれ以上呼吸を無駄にするつもりはないよ。私はもはや彼に対するいかなる質問についても答えない。
前向きな物事にだけ集中することを好む。我々は常に勝利を求め、単に敗北を避けるためだけのプレーはしないのだ」
なお、トリノのディレクターを務めているジャンルカ・ペトラーキ氏はナポリからの関心について以下のように話しており、まだ金銭的な合意が形成されていないことを表明している。
ジャンルカ・ペトラーキ(トリノ ディレクター)
「ナポリは本当にマクシモヴィッチを求めている。彼らは度重なるオファーを送っている。まだ数日残っており、彼らがどれだけのお金を出してくるのかを見てみよう。
我々が何をするかは今後だ。取り引きというのは、かかわる誰もが幸せにならなければならない」