「デッドラインデー」で実現した移籍の中で最もサプライズだったのは、ダヴィド・ルイスのチェルシー復帰だろうか。

ムサ・シソコやジャック・ウィルシャー、ジョー・ハートの移籍が噂されていたのに対して、ダヴィド・ルイスはあまり紙面を騒がしてはいなかった。それだけに、チェルシーのファンとしては嬉しい移籍となったはずだ。

2年ぶりに古巣への復帰したそんなダヴィド・ルイスだが、チェルシーでのあることが話題になっている。それは、ネマニャ・マティッチとの「すれ違い」だ。

ともにベンフィカでプレーした経験を持つダヴィド・ルイスとマティッチ。

チェルシーに関する両者の経緯を時系列でまとめると…

【2009年 8月】

・チェルシー、MFKコシツェからマティッチを獲得
→マティッチが加入

【2011年1月】

・チェルシー、マティッチ+現金でベンフィカからダヴィド・ルイスを獲得
→マティッチを放出、ダヴィド・ルイスが加入

【2014年1月】

・チェルシー、ベンフィカからマティッチを再獲得
→マティッチが加入

【2014年7月】

・チェルシー、PSGにダヴィド・ルイスを売却
→ダヴィド・ルイスを放出

【2016年9月】

・チェルシー、PSGからチェルシーを再獲得
→ダヴィド・ルイスが加入

こ、これは複雑…!

これまでチェルシーではダヴィド・ルイスが加入するとマティッチが出ていき、マティッチが加わった直後に今度はダヴィド・ルイスが出て行くといった経緯があるのだ。

一応2013-14シーズンの1月から両者はともにプレーしているのだが、その期間はわずか4ヶ月ほど。そして今回、再びともに同じチームでプレーすることになったというわけだ。

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら