「デッドラインデー」で実現した移籍の中で最もサプライズだったのは、ダヴィド・ルイスのチェルシー復帰だろうか。
'I am looking forward to wearing the blue shirt at Stamford Bridge once again.' - @DavidLuiz_4 pic.twitter.com/Swr2r9BpBB
— Chelsea FC (@ChelseaFC) 2016年8月31日
ムサ・シソコやジャック・ウィルシャー、ジョー・ハートの移籍が噂されていたのに対して、ダヴィド・ルイスはあまり紙面を騒がしてはいなかった。それだけに、チェルシーのファンとしては嬉しい移籍となったはずだ。
2年ぶりに古巣への復帰したそんなダヴィド・ルイスだが、チェルシーでのあることが話題になっている。それは、ネマニャ・マティッチとの「すれ違い」だ。
ともにベンフィカでプレーした経験を持つダヴィド・ルイスとマティッチ。
チェルシーに関する両者の経緯を時系列でまとめると…
【2009年 8月】
・チェルシー、MFKコシツェからマティッチを獲得
→マティッチが加入
【2011年1月】
・チェルシー、マティッチ+現金でベンフィカからダヴィド・ルイスを獲得
→マティッチを放出、ダヴィド・ルイスが加入
【2014年1月】
・チェルシー、ベンフィカからマティッチを再獲得
→マティッチが加入
【2014年7月】
・チェルシー、PSGにダヴィド・ルイスを売却
→ダヴィド・ルイスを放出
【2016年9月】
・チェルシー、PSGからチェルシーを再獲得
→ダヴィド・ルイスが加入
こ、これは複雑…!
これまでチェルシーではダヴィド・ルイスが加入するとマティッチが出ていき、マティッチが加わった直後に今度はダヴィド・ルイスが出て行くといった経緯があるのだ。
一応2013-14シーズンの1月から両者はともにプレーしているのだが、その期間はわずか4ヶ月ほど。そして今回、再びともに同じチームでプレーすることになったというわけだ。