6月のコパ・アメリカ・センテナリオ決勝でメッシ擁するアルゼンチンを破り、大会連覇の偉業を成し遂げたチリ代表。

6日に行われた南米予選のボリビア戦は母国での“凱旋試合”となったが、チームの象徴的な存在であるアルトゥロ・ビダルはこんな髪型で臨んだ。

「BICAMPEÓN」

ブラジルやアルゼンチンを抑え南米の頂点に君臨するチリ。ビダルはその誇らしさを、スペイン語で“連覇”を意味する「BICAMPEÓN」の文字を後頭部に描き表現したのである。

ただ試合はベネズエラと予選最下位を争う相手になんと0-0の引き分け。この一戦の4日前に行われたパラグアイ戦も1-2と敗れており、これで順位は7位に転落してしまった。

結果を出せなかったこともあり、チリをはじめとして南米のメディアはビダルのこの髪型を否定的に報じている。

しかし本人は試合後、「彼ら(ボリビア)は"BICAMPEÓN"と引き分けることができて満足しているだろうね」と、追われる立場になったことの難しさを強調しつつも“王者”というポジションに酔いしれているようであった。

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