『Kicker』は「DFBポカール準決勝のバイエルン・ミュンヘン対ヴェルダー・ブレーメンを裁いた主審は、自身が誤審したことを認めた」と報じた。
19日にアリアンツ・アレーナで行われた試合は2-0で終了。ホームのバイエルン・ミュンヘンが順当に勝利を収めたが、その一方で大きな議論になる場面もあった。
1-0で迎えた71分、レヴァンドフスキからボールを受けたアルトゥロ・ビダルがペナルティエリア内で転倒。ディフェンダーとの接触はなかったのだが、主審を務めていたトビアス・シュティーラー氏はホイッスルを吹き、バイエルンにPKを与えていた。
もちろんこれがなかったとしてもバイエルンがリードしていたことに変わりはないが、リプレイでは接触がないことが明らかなものであり、当然大きな論争に発展した。
PKを決めたトーマス・ミュラー、そしてグアルディオラ監督、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOなどもこれがファウルではなかったと話していた。
そして今回、『Kicker』のインタビューに答えたトビアス・シュティーラー主審は以下のように話し、自分が間違った決定を下したことを認めた。
トビアス・シュティーラー
「あれはとても迅速に起こったことで、私はいいポジションを取っていた。
私は接触したように見えたが、そのようなことはなかった。謝罪したい」