ポーランドに乗り込み、UEFAチャンピオンズリーグの初戦を戦ったドルトムント。

レギア・ワルシャワサポーターから超迫力の洗礼を受けながらも、力の差を見せつけ0-6で完勝した。

マリオ・ゲッツェやゴンサロ・カストロらに今季初ゴールが生まれたこのゲーム。

ドルトムントは前半早々から試合の主導権を握り、90分トータルで30本ものシュートを放った。

これは第1節に行われた全16試合の中では最多となる数字なのだが、中盤の後方から攻撃を組み立てたのはユリンアン・ヴァイグルだった。

トーマス・トゥヘルに才能を見出され、昨年トップチームデビューを果たしたばかりのヴァイグル。その後順調に成長していき、この夏にはEURO2016に向けたドイツ代表メンバーにも選出された。

中盤のアンカーとして先発出場したヴァイグルだったが、パスのデータがとにかくスゴかった。

この日は100本のパスを送り、そのうち98本を成功。守から攻へのつなぎ目となるポジションでありながら、98.0%という高い成功率を誇ったのだ。

98本の内訳はショートパス14本、ミドルパス73本、ロングパス11本。

ヴァイグルは79分に途中交代となっているが、仮に90分間プレーしていればどんな数字を叩きだしていたのだろうか。

ドルトムントでは他にもDFマルク・バルトラが76本中74本のパスを成功させるなど高い成功数をマークしており、チーム全体で記録した93%という数字は32チームの中で最多の値である。

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