世界には逸材として注目を浴びる多くの若手選手が存在する。ただ、期待に違わぬ成長を続ける選手もいれば、そうはならない選手たちもいる。
ここでは、『football365』が伝えていた「プレミアリーグで停滞気味の若手選手5人」を紹介。
なお、5月に配信された記事のため、その後ニューカッスルが2部へ降格したりしており、こちらで調べた最近の情報も追加した。
MFアドナン・ヤヌザイ/21歳/マンチェスター・U→サンダーランド(ローン)
デイヴィッド・モイーズがユナイテッドに残した数少ない遺産のひとつと評価されているヤヌザイ。
2013年10月のサンダーランド戦でプレミアリーグ初先発を任されると、いきなり2ゴールの活躍をみせた。当時の低調に喘いでいたユナイテッドにとっては一筋の光ともいうべき存在であった。
まだ10代だった若きレフティを、レアル・マドリーやPSGが4000万ポンド(現レートで53億円)で狙っているともされていた。また各国代表チームの争奪戦も行われたほどで、ラヒーム・スターリングとともに欧州最高のタレントと呼ばれてもいたのだが…。
その後、ドルトムントへのローン修行に出るも、出場もままならないままに半年で帰国。アントニ・マルシャルの加入もあり、その存在感は希薄になっている。
今季はモイーズが就任したサンダーランドへとレンタル移籍。リーグカップでは目の覚めるようなゴールも決めた。