J1リーグ2ndステージ第12節、湘南ベルマーレとアビスパ福岡がShonan BMW スタジアム平塚で対戦した。ともに苦しいシーズンとなっている両チーム、残留を争う直接対決としても注目の一戦だった。

そんな試合は開始直後に、PKでアビスパが先制。そして、前半15分には凄いゴールで追加点が生まれた。

ゴール左寄りでボールを受けたアビスパFW平井将生はターンして前を向くと、すぐさま右足を振り抜く!

すると、ファーに巻いたシュートが絶妙な軌道を描いてネットを揺らした。周りには4人もの相手選手がいたのだが、あそこから決めてしまうとは…。

得点後にはお馴染みの阿波踊りパフォーマンスも見せた平井。アルビレックス新潟時代には当時の柳下正明監督から、シュートは最も巧いと評されたこともあるが、その技術を見せつける一撃だった。

J公式HPによれば、本人はこのシュートをこう振り返っていたそう。

平井将生(アビスパ福岡FW)

「GKの位置は見ていなくて、コースだけを見ていたのですが、良かったですね、入って。

(ブレ球に関しては)ウォーミングアップの時から、あの角度ではないのですが蹴っていた。

ただ、うまくいき過ぎですね(笑)。勝てて良かったです。」

試合は2-0でアビスパが勝利。この結果、両チームは年間勝点19で並んだが、得失点差によりアビスパがベルマーレを上回ることになった。

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