音楽シーンではサザンオールスターズの「TSUNAMI」が大ブレイクし、TVでは木村拓哉主演の「ビューティフルライフ」や「やまとなでしこ」といったドラマが放送された2000年。

サッカーシーンではシドニー五輪やEURO2000が行われるなどちょっと懐かしさを感じる時代だが、そんな2000年に誕生した選手がついに欧州5大リーグの舞台でデビューを果たした!

選手の名はヴァンサン・ティル。

2000年2月4日生まれのMFで、リーグアンのメスに所属する16歳だ。

弱冠16歳でありながらすでにルクセンブルク代表にも招集され、なんとゴールまで決めているティル。

将来を嘱望されるタレントであるのだが、22日に行われたリーグアン第6節のボルドー戦でついにトップチームデビューを飾った。

0-3と大量リードを許した82分、メヴリュト・エルディングとの交代でピッチに入ったティル。

メスの公式サイトによれば、2000年生まれの選手が欧州5大リーグでプレーするのはこれが初めてのこと。

ヨーロッパでは10代の選手がプレーするのはそれほど珍しいことではないが、16歳で出場の機会を手にするのは容易なことではない。そして、2000年当時からサッカーを見ているファンからすれば「ついにこの時が…」といった感じだろう。

なお、先日Jリーグで2種登録されたFC東京の久保建英は2001年6月4日生まれの15歳。

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