創設120年を誇るスウェーデンの名門クラブ、AIK。先日にはクラブ最古のサポーターたちと選手が一緒にピッチ上に登場する試みを行い、世界的に話題となった。

そのAIKサポーターといえば北欧でも屈指の熱量を誇るのだが、このほど行われたユールゴーデン戦後にこんな出来事があった。

FANTASTISKT!! Se firandet efter derbysegern och hör Norra sjunga "Ja må han leva" för Alexander Isak!! Nästa hemmamatch är 2 oktober mot IFK Norrköping. Skaffa biljett här: bit.ly/aiknorrkoping
AIKさんの投稿 2016年9月21日

アウェイ(といっても近場だが)に駆けつけた数千人のAIKサポーターが合唱!というのもこの日2ゴールの活躍をみせたAIKのFWアレクサンデル・イサクが17歳になったばかりということで、みんなでハッピーバースデーソングを歌っていたのだ。

Matchhjälten och födelsedagsbarnet Alex direkt efter matchen igår. Skaffa biljett till AIK - Norrköping 2 okt här: bit.ly/aiknorrkoping
AIKさんの投稿 2016年9月22日

3-0の勝利に貢献する活躍をみせたイサクについて、リカルド・ノルリング監督も「アレクサンデルの誕生日に敬意を払うし、本当にいい試合をやったね。彼は長い間このクラブで過ごしているし、多くの人が今日の彼を誇りに感じたと思うよ」と絶賛していた。

アレクサンデル・イサクはエリトリアにもルーツを持つFWで、17歳にして身長は190cm!スウェーデンU-17代表でもあるほか、今季はすでにチームトップタイの6ゴールをマークしており、エース候補になりつつある逸材だ。

同僚のナイジェリア人FWシネドゥ・オバシは「イサクには凄い才能とポテンシャルがある。ハードワークを続けられれば、NEWズラタン・イブラヒモヴィッチになれる」とその可能性を絶賛している。

「もちろん(そういう評価が?)聞けてうれしいね。戦って最善を尽くすつもりさ」と話していたイサク。デカいのに足元も巧みで実に冷静だ。

すでにFCレッドブル・ザルツブルクからオファーもあったと伝えられるが、NEXTズラタンの一番手として台頭していけるだろうか。

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