先日のリーグ・カップ3回戦でアクリントン・スタンリーと対戦したウェストハム。4部リーグに所属する相手にゴールをこじ開けられずにいたが、後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールが決まった。
後半頭から投入されたフランス代表MFディミトリ・パイェットが叩き込んだ一撃がこれ。
美しい軌道を描いたフリーキックが突き刺さり、これで勝負あり!
後半AT6分という時間帯に決まったこのゴールに、相手DFマッティ・ピアソンも思わず拍手をしていた(54秒からのシーン)。まだいけるぞ!とチームを鼓舞するような手の叩き方ではなく、明らかに脱帽という様子だった。
昨季猛威を振るいまくった伝家の宝刀でウェストハムを勝利に導いたパイェット。その達人ぶりについてはアクリントンのジョン・コールマン監督さえも、あの位置でパイェットにフリーキックを与えるのは、PKや自殺行為に等しいと脱帽していた。