オランダ1部リーグ、ユトレヒトの10番FWナセル・バラジテがスパルタ・ロッテルダム戦で素晴らしいゴールを決めた。

足元でボールを受けると、絶妙なタッチでボールを浮かせつつ体を反転させて前を向き冷静にシュートを突き刺してみせた。

タッチと体の使い方が見事!寄りのスロー映像で見ないとどうやって前を向いたのか分からないほどだ。

その身のこなしはまるでデニス・ベルカンプの「あれ」のようだと話題になってもいる。やっていること自体は別物だが、DFをあざ笑うようなタッチは確かに似ているかもしれない。

ナセル・バラジテは1990年生まれの26歳。モロッコ人の父とオランダ人の母のもとオランダに生まれ、若くしてアーセナルに引き抜かれた選手だ。結局、アーセナルではレンタルに出されることが多く、カップ戦に2試合出場したのみで退団。その後、オーストリア・ウィーンやモナコを経て、2014年からユトレヒトでプレーしている。

足技に自信を持つアタッカーで、跨ぎフェイントから加速し強烈な右足シュートを放つのがパターンだ。

なお、試合はユトレヒトが2-0で勝利し、今季初白星を手にした。バラジテは今季初ゴールだった上記プレーについて、「うまくボールを扱えた」と自画自賛。また、エリク・テン・ハク監督も「最高のテクニックだった」と絶賛していた。

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