アーセナルの公式サイトは、アーセン・ヴェンゲル監督のチェルシー戦に対するコメントを紹介した。
先週末に行われたロンドン・ダービーは、なんとアーセナルが3-0というスコアでチェルシーを撃破し、予想しづらい驚きの結果になった。
ヴェンゲル監督はこの試合で輝きを見せたエクトル・ベジェリン、そしてセオ・ウォルコットについて以下のように話すとともに、チームはまだ完璧ではないと語った。
アーセン・ヴェンゲル(アーセナル監督)
「エクトルは全ての試合において間違いなく成長していると信じている。彼が攻撃に出れば危険な男になる。しかし、同時にディフェンスにも多くのものを持つ。
彼はセンターバックもカバーできる。そして、それは最初から持っていたクオリティではないんだ。彼は知的な少年であり、本当のトッププレイヤーになると思うよ。
ウォルコットは90%が攻撃、10%が守備という形になりやすい。しかし今日は50-50でやってくれた。どちらの方向にもコミットしてくれた。
私は常に選手の個性を感じ取っている。そして、彼は知的だ。EUROに行くことができなかったのは、彼にとって打撃だっただろう。
代表に行けなかった悔しさについては、私は彼と話した。ウォルコットは特別なケースなんだ。16歳でワールドカップに行ったのに、2016年になって代表でプレーしていない。
彼は成熟したし、選手としての悔しさを乗り越えてきた。16歳のときに約束された未来のようには進まなかったが、その状況を取り扱ってきた。私は常に思っている。それは彼にとって特別なものだと」
(チェルシー戦について)
「我々はまだやるべきことがたくさん残っている。守備の鋭さ、ボールのないところでの動き方だ。我々のプレッシングは常にパーフェクトではない。
人生の中で素晴らしいものといえば、人々のグループに眠るエネルギーをどのように変化させられるかである。
グループの中のエネルギーをどう維持していくか。それは誰もマスターすることはできないものだ。したがって、選手もそれに気をつけていかなければならない」