この夏、ダニ・アウヴェスが退団したバルセロナ。

今季はセルジ・ロベルトとアレイシ・ビダルが右サイドバックをローテーションで回すことが予想されるが、やはりあの選手の動向を追っているようだ。

その選手とは、アーセナルの快速DFエクトル・ベジェリンだ。

ベジェリンはバルセロナで生まれ、バルセロナのカンテラ出身である。そうしたことから、将来的には古巣へ復帰するのではないかとかねてより噂されている。

英国『Independent』によれば、バルセロナの副会長を務めるジョルディ・メストレもベジェリンに対して賞賛の言葉を繰り返しているようだ。

ジョルディ・メストレ(バルセロナ副会長)

「我々は彼(ベジェリン)をバルセロナの門下生だと思っている。

彼は素晴らしい選手で、そのことに関しては疑うことがない。

ヴェンゲルは説得して彼を移籍させ、我々ができなかったようなことを約束した。

我々は彼に対して、2年間はダニ・アウヴェスのポジションでプレーするということを約束できなかった」

「(ユースで育ち、その後他チームを経てバルサへと復帰した)セスクやピケ、アルバ、デニス・スアレスの例を見てみなよ。

セルジ・サンペルにも同じことが起きてほしいね(サンペルはグラナダにローン移籍中)。

そういった選手たちが他のクラブで出場機会を得るのはポジティブなことだ。

バルサのDNAを持つ選手たちに対して常に良い結果を与えるための動力となる」

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