「アンティクロッグ」搭載モデルは現在、『マジスタ オブラ II SG-PRO AC』、『ハイパーヴェノム ファントム II SG-PRO AC』、『ティエンポ レジェンド VI SG-PRO AC』の3足がNike.comで発売中。

価格も「マジスタ」と「ハイパーヴェノム」が42,120円(税込)、「ティエンポ」が32,400円(税込)となかなかのものであり、「面白そうだからちょっと買ってみるか」とはなりにくいだろう。

ただ、センターバックとゴールキーパーに関しては正直オススメだ。いつも望みのピッチコンディションでプレーできるとは限らないなか、いずれも一つのミスが即失点に繋がるポジション。「あのスリップがなければ・・・」というリヴァプール時代のスティーヴン・ジェラードのようなケースは十分に考えられる。

そのリスクを担保する上で、「アンティクロッグ」の性能はなかなかに頼もしい。もちろん他のポジションにおいてもそれは同様であり、興味を持った方は検討に値するスパイクだといえる。

PSGの選手たちにも好評だった様子。

最後に、Nikeにはぜひ「アンティクロッグ」のHGモデルを出してほしい!もしこの技術がより一般的なHGソールに搭載されれば、中高生などは間違いなく喜ぶことだろう。価格的にもそちらの方が気持ちが動きやすい。

優秀なHG-EソールとHG-Vソールも、そろそろリニューアルのときでは・・・。

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