現地では"Pika Minegishi"の愛称で親しまれている嶺岸。

そんな嶺岸をフィリピンに誘ったのは、実はフィリピン代表MF佐藤大介であるという。以前お伝えした独占インタビューの中で、佐藤は以下のように話していた。

佐藤 大介

「あとは、日本人の嶺岸光がいますね。

まだ彼はパスポートがありませんが、代表では良い戦力になると思います。実は僕が彼をフィリピンに連れて来たんですよ(笑)。

仙台大学時代から一緒に左サイドでプレーしていて、僕がサイドバック、彼がサイドハーフで。

彼がフィリピン人ハーフだと知っていて、グローバル(以前所属していたフィリピンのクラブ)の社長に紹介したんですよ。そしたら、お前を信じるから連れて来いと言われたわけです。

そこで、嶺岸に飛行機のチケットを用意しているから、明日フィリピンに来いって言いました(笑)。今では凄く飛躍して、チームの主力です」

その活躍が認められ、今では佐藤同様フィリピン代表入りも噂されているのだとか。

今シーズンはフィリピンリーグのオールスターで、外国人選抜にも選ばれた。

SNSの投稿からも、意志の強さや主張性が感じられる。海外向き?

【次ページ】嶺岸の活躍もあり、チームはフィリピン王者に!