フィリピン代表の佐藤大介が、ルーマニア1部CSMストゥデンツェスク・ヤシ(以下、ヤシ)に移籍した。フィリピンリーグからキャリアを開始した選手で、欧州クラブに移籍するケースは史上初の快挙である。
以前、彼は「フィリピンから世界へ」と発言。今回は、有言実行を果たしたことになる。
今年の3月、Qolyではインタビューを敢行したが、あれから4か月。彼の挑戦や経験を再び聞いた。
--ヤシへの入団経緯を教えてください。
マネージャーが僕のことをヤシの監督に話してくれて、そうしたら「早く連れてこい」と言ってくれたんですね。そこで、キャンプに参加して瀬戸貴幸さんがいるオスマンスポルとの練習試合でフル出場して、多分その試合での出来が決定的だったと思います。
その後、フェネルバフチェとやって、結果は2-2でした。オスマンスポルもフェネルバフチェもリードしていたんですけど、最後はアディショナルタイムに決められてどっちも引き分けになりました。ヤシに入れていい経験を積んでいます。