『Marca』は「レアル・マドリーのスペイン代表MFイスコは、マンチェスター・シティからの誘いを断った理由を明かした」と報じた。
バレンシアの下部組織で育成され、その後マラガで活躍したイスコ。2013年には3000万ユーロ(およそ33.7億円)でレアル・マドリーへ移っている。
しかしその際、彼に対してはマラガ時代の恩師でもあるマヌエル・ペジェグリーニから「マンチェスター・シティに来ないか」との誘いがあったという。
しかしながら、イスコは競合相手だったレアル・マドリーへの加入を決めた。その理由について、彼はU-21でのチームメイトであるモラタの影響があったと語った。
イスコ
(2013年に、マヌエル・ペジェグリーニからマンチェスター・シティ加入を打診されていた?)
「僕はその時U-21欧州選手権を戦っていた。父親が交渉を行っていたんだ。
アルバロ・モラタが僕に影響を与えたのは本当だ。なぜなら、僕は彼とともにいたかったからだ。
そして、最終的にはレアル・マドリーがレアル・マドリーであるからだ。これは世界最高のクラブだ。『NO』というのは難しい。
僕は遅かれ早かれラ・デシマを達成できるだろうと直感していた。なぜなら、彼らは長い間チャンピオンズリーグを勝ち取ってきたからだ。それは正しかったね」
その後モラタはユヴェントスへと去ってしまったが、今季復帰。逆にイスコはレアル・マドリーに残ったものの、出場機会が減少し、退団が噂されている。
なんとも噛み合わない二人であるが、いつか同じチームで安定してピッチに出ることが出来るのだろうか・・・。