『Telegraph』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、イングランド代表は自国人の監督が率いるべきであると語った」と報じた。
先日サム・アラダイス氏が不祥事のために退任することになり、ギャレス・サウスゲイト氏が暫定的にチームを率いているイングランド代表。
連盟の会長であるグレッグ・ダイクがヴェンゲルのファンであること、そしてアーセナルとの契約が今季限りであることも影響し、イングランド代表監督になるのではないか?との噂もある。
しかし『BeIN Sports』の取材に応えたヴェンゲル氏は以下のように話し、代表監督はその国のものが就くべきだと語った。
アーセン・ヴェンゲル監督
(イングランドサッカー連盟との接触はあった?)
「まったくない。本当に何もそれ以上に言うことはないよ。個人的には、イングランド代表はうまくやってほしいと思っている。
自国の人が監督を務めることはとても重要だよ。私はそれをいつも言ってきた。
イングランドのような国は、巨大なフットボールへの情熱を持っている。そして、代表チームの構造としても、人々から国のリーダーであることを要求される。
もし君が明日フランスの代表監督になって、イングランドと対戦することになったらどうだ。イングランドの国歌が流れる。それを君は歌えない。率いるべきチームのアンセムを歌えないのだ。
それは私にとって少し奇妙に見えるよ。私は論理的なものが好きだからだ。イングランドの人物が率いるほうが良いと思うよ」
(前もイングランド代表の話はあったね?)
「とても単純な話だ。私の最優先事項は常にアーセナルだ。次に考えていたのは、イングランドに残ることだった。
他のイングランドのチームを率いることは、私にとっては難しいことだ。したがって2番目がイングランドになるというわけだが、最優先事項はいつだってアーセナルにあった」