今月のインターナショナルマッチウィークにおける試合も終了し、代表選手たちはそれぞれのクラブに戻っていく。

しかし、各国でワールドカップ予選が行われる中で、成績があまり伸びていないチームなどが早くも動きを見せている。

まずは最終予選の4試合を終えたアジアだ。ここまで1分け3敗、しかもホームでシリアを相手に敗れるという失態を演じていた中国が、指揮官を交代させることになった。

11日にはアウェイでウズベキスタンとの試合を戦い、2-0と敗北。終了後にガオ・ホンボ監督が辞任を発表した。

彼はこの試合の前に中国サッカー協会会長との会談を行っており、いい結果が得られなかった場合には辞任するという合意をしていたとのこと。

グループ2位までの勝ち点差は8に開いている。現在サッカー界で大きな力を発揮している中国であるが、ワールドカップの出場はかなり厳しいものになっている。

そして、なんとアフリカではまだ1試合しか行われていないにもかかわらず、アルジェリア代表を率いていたミロヴァン・ライェヴァツ氏の辞任が発表された。

クリスティアン・グルキュフ元監督が6月に退任した後、それを引き継いだのがライェヴァツ氏だった。

レソトとのアフリカ杯予選最終節では6-0と大きな勝利を得ることに成功したものの、今回行われたワールドカップ三次予選の初戦でカメルーンを相手に1-1と引き分けた。

一説にはアルジェリアの選手たちがドレッシングルームで彼に反発していたと言われている。メディアもこれによってライェヴァツ氏のバッシングを展開し、連盟はこの段階で早くも監督の交代に踏み切った形だ。

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