11日、2018年ワールドカップに向けた南米予選が開催に。

バランキージャでは4位コロンビア対1位ウルグアイの上位対決が行われ、試合は2-2のドローで終了した。

なかでも圧巻だったのは、ウルグアイの逆転ゴール。決めたのはやはりエースだった。

1-1で迎えた73分、ウルグアイはディエゴ・ゴディンのフリーキックをクリスティアン・ストゥアーニが頭で合わせ、ボールはルイス・スアレスのもとへ。

この時、スアレスにはオスカル・ムリージョがついており、ウルグアイにとっては決定的なチャンスというわけでは決してなかった。

しかし、ムリージョの動きを見たスアレスは巧みな上体フェイントで入れ替わり、一方のムリージョは重心を崩してまさかの転倒…。

すると角度がないこの状況から右足を振り抜き、ファーサイドの「ここしかない」というコースにボールを運んでみせた。

一瞬の状況判断で相手を惑わし抜き去る狡猾さ、さらにはここから迷うことなくシュートを狙う貪欲さこそスアレスの真骨頂だ。

そして、これをしっかりと決めてしまうのがまた凄い。簡単そうに決めているが、動きながらあのコースに蹴るのは相当な技術がいるはずだ。

スアレスのゴールで逆転に成功したウルグアイだったが、この後失点を許し2-2で終了している。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介