中盤戦に差し掛かっている2018年ワールドカップに向けた南米予選。

6日、ウルグアイがホームでパラグアイと対戦し、4-0と大勝を収めた。

2014年ワールドカップでの出場停止処分が解けたスアレスは、今回の予選でも絶好調。この日も1ゴール2アシストでチームの勝利に貢献したのだが、先制点はスアレスの“らしい”プレーから生まれている。

18分、ボールを奪いパラグアイDFパウロ・ダ・シルバと対峙したスアレス。

一度はスライディングに行った足が体に入りピッチに倒れるのだが、次の瞬間、手を使って体勢を整える。そして何事もなかったかのように立ち上がり、なかで待っていたエディソン・カバーニへと絶妙なアシストを送った。

この足腰の強さ、そしてゴールへの執念はまさにスアレスの真骨頂である。

カバーニの入り方も絶妙であり、たった2人だけでパラグアイのゴールをこじ開けて見せた。

そんなスアレスだが、後半にもセンスを感じさせるプレーからカバーニの得点をアシストしている。

【次ページ】スアレスは取られない…