今季のブンデスリーガである意味最も注目を集めているクラブがRBライプツィヒだろう。
レッドブル社が2009年に5部のクラブを買収して創設し、豊富な資金力をバックに今年1部リーグへ昇格。ドイツでは一部の例外を除いて企業名が認められていないことから、他国のレッドブル傘下クラブと違い「芝生の球技」を意味するRasenBallsport、略してRBを冠している。
そうした背景があるため、ドイツ国内では非常にアンチが多いクラブだが、6節終了時点で3勝3分といまだ無敗。バイエルン、ヘルタ・ベルリン、ドルトムント、ケルンに次ぐ5位に付けている。
ホームのレッドブル・アレーナ(ツェントラールシュタディオン)は、2006年のドイツワールドカップ唯一の旧東ドイツ側会場。ここをホームとする有力クラブが無かったため“浮いていた”44,345人収容のスタジアムに、RBライプツィヒが収まった。
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ユニフォーム自体は白を基調に、南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクでもお馴染みのデザイン。向かい合う“赤い雄牛”(Die Roten Bullen)はクラブの愛称でもある。
22歳のFWマルセル・ザビッツァーはチームの顔の一人。若きアタッカーはオーストリア代表の主力でもあり、先日の代表戦で2試合にフル出場。セルビア戦ではゴールを記録している。
それにしても、この髪形に背番号7・・・顔だちを含めクリスティアーノ・ロナウドっぽい?