18日から19日にかけて行われる、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節。

各チームはすでに招集メンバーを発表しているが、リヨンと対戦するユヴェントスのリストの中に見慣れぬ選手の名があった。

そのメンバーとは、FWモイゼ・ケアン。2000年2月28日生まれの16歳だ。

モイゼ・ケアンはコートジボワール出身の両親の下、イタリアのベルチェッリに生まれた。

その卓越した才能から「ユヴェントスアカデミーの宝」とも言われており、16歳ながらU-19イタリア代表に選ばれるなど期待のヤングスターだ。高い身体能力と技術を兼ね備えており、『NEXTバロテッリ』という評価もある。

現在はユヴェントスのU-19チームに在籍しているのだが、トップチームでマリオ・マンジュキッチやマルコ・ピャツァといった主力が相次いで負傷したことから、先週末に行われたセリエAのウディネーゼ戦でベンチ入り。

出場の機会はなかったが初のメンバー入りとなり、リヨン戦に向けた招集リストにも名を連ねた。

18日時点で16歳233日のモイゼ・ケアン。仮にこの日のリヨン戦で出場の機会を得れば、CL史上4番目に若いデビューとなる。

1位:セレスティン・ババヤロ(アンデルレヒト)
16歳87日(1994年)

2位:アレン・ハリロヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)
16歳128日(2012年)

3位:ユーリ・ティーレマンス(アンデルレヒト)
16歳148日(2013年)

また、モイゼ・ケアンは2000年以降に生まれた中では初めてCLに出場した選手になる可能性も残されている。この試合でゴールをあげれば、もちろん最年少記録となる。

本人もバロテッリを意識しているということで、こんな写真も!いろんな意味で期待したいタレントだ。

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節リヨン対ユヴェントス戦は、日本時間19日(水)午前3時45分キックオフ予定。

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