『Express』は「アーセン・ヴェンゲル監督は、イングランド代表FWセオ・ウォルコットを売ろうと思ったことはないと話した」と報じた。

2006年にサウサンプトンからアーセナルに加入したウォルコット。10年に渡るクラブでのキャリアは完全燃焼とは行かず、怪我にも悩まされていた。

昨季も序盤戦では活躍も、後半戦では調子を落としてしまい、夏にはヴェンゲル監督から退団の許可が出たとも。

ウェストハム・ユナイテッドや古巣サウサンプトンが彼に関心を寄せているという話もあり、すでに移籍の可能性は高いとも伝えられた。

しかし、今季は再びウォルコットは好調なスタートを切り、ここまで安定したプレーを見せている。ヴェンゲル監督は以下のように話し、彼は全く違う選手になったと賞賛した。

アーセン・ヴェンゲル

「見てくれ。私は誰にもそんな話(退団許可)をしたことはなかった。なぜなら、ウォルコットを手放すような準備はしていなかったからだ。いつも彼をキープしたかった。

私が彼から見たものは、試合に対する情熱だ。体からほとばしり出ているものだ。それこそ彼に求めるものである。

彼はより大きな自由を持ってプレーしていると感じている。おそらく、『できるのか、出来ないのか』と頭で考えすぎずに、フィーリングをより多く生かしているんだろう。

ウォルコットはより自由に、より野心を持ってプレーしている。彼はいつもあまり抑圧された態度を持っていないし、全く違う選手になったところを見せていると思うよ」

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