6日に行われたナイジェリアFAカップ決勝。ナサラワ・ユナイテッドをPK戦の末に破ったイフィーニイー・ユーバーFCがこの大会初めての優勝を飾った。

イフィーニイー・ユーバーFCといえば、かつてQolyでも取り上げた話題のクラブ。新進気鋭の石油王イフィーニイー・ユーバー氏が2015年に買収した新興勢力である。

オーナーは現在のナイジェリア代表監督であるゲルノト・ロール氏の給与も一部肩代わりしているとも言われており、クラブも今季ナイジェリア1部で4位と躍進。ウェストハム・ユナイテッドともパートナーシップを結ぶなど、急速に規模を拡大している。

そのクラブがついにビッグタイトルを獲得したわけだが、もう一つ大きな話題は監督だ。

指揮官を務めているのはブラジル人のハファエウ・エヴェルトン・リラという指導者である。当然その名前を知っている人はほとんどいないだろう。

なにせ、彼はまだ27歳!ナイジェリアでもまだその名前を知られていない。そして、当然ナイジェリアFAカップ史上最年少、かつ初めての南米人の優勝監督と記録ずくめである。

フルミネンセとスポルチ・レシフェでプレーしたものの、太ももの怪我のために若くして現役を離れることになり、指導者の道へ転身。『Pulse』によれば、ライセンス取得の際にはディエゴ・シメオネ氏と同期であったという。

彼はこのタイトルの獲得に際して以下のように話し、ブラジルとナイジェリアの架け橋になりたいと語った。

ハファエウ・エヴェルトン・リラ

「私は、ブラジルの監督や選手がここに来るための扉を開けることを望んでいるよ。

ナイジェリアでの主要なタイトルを獲得した初めての南米人監督になったことを幸せに思う。なぜなら、100年は私の名前が残るだろうからね。

イフィーニイー・ユーバー会長は私にここで働くチャンスをくれたし、ブラジルとナイジェリアの哲学をブレンドしてきた」

なお、このタイトル獲得によって来季イフィーニイー・ユーバーFCはCAFコンフェデレーションズカップに出場することが決定。大陸規模の戦いに初めて臨むことになる。