英下部リーグのクラブが脳腫瘍の男の子に対して行った素敵な振る舞いが秘かに話題になっている。

このほど、英3部のロッチデールは4部のハートルプール・ユナイテッドとEFLトロフィー(英3・4部クラブで争うカップ戦)で対戦した。

ジョシュア・マコーマックという名でロッチデールの背番号55が、ベンチ入りメンバーに登録されている。彼はまだ5歳という年齢!

こちらは別の試合で相手選手と握手をかわすジョシュアくん。そんな彼だが、実は末期の脳腫瘍を患っている。

ロッチデールは彼をベンチメンバー7人のひとりとして登録したのだ。ただ、体調が優れなかったために実際にベンチ入りすることはなかった(最年少での契約もしているとのことだが…)。

キース・ヒル(ロッチデール監督)

「この試合のベンチメンバーとしてジョシュア・マコーマックの名を書けたことを本当に名誉に思います。

今年2月に彼と初めて会って以降、ロッチデールの誰もが彼に感動させられてきました。

ジョシュアが経験していること(病)を経験すべき子供なんていません。

我々は彼と家族をサポートするためにできることは何でも続けていきます。

今回のわずかな振る舞いによって、難しい時にある彼の家族にいくらかの光をもたらせれば幸いです」

地元ロッチデールの出身であるジョシュアくんは昨年脳腫瘍と診断され、9月末には末期との宣告を受けたという。ロッチデールは2月以降、彼と家族に対するサポートを続けてきたそう。

なお、ロッチデールはハートルプール戦に2-1で勝利。試合後に彼のもとを訪れる予定だという選手たちは、いい報告ができそうだ。

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