7月8日、イングランド女子1部リーグ(WSL)のリヴァプール・レディースFCは「GKダニエレ・ギボンズが脳腫瘍の手術を受けた」と発表した。
ダニエレ・ギボンズは1992年生まれの23歳。プレストン・ノース・エンドから加入した選手で、イングランドU-19代表に入っていた経験を持っているゴールキーパーである。
発表によれば、彼女は今年初めに行われた検査によって聴神経腫瘍(良性の脳腫瘍)が発見されており経過を観察されていたが、今週初めに手術を受けることになったという。
これによってギボンズは数ヶ月の間治療とリハビリを行うこととなり、10月まで開催される予定のWSLには出場することが出来ず、今年末のUEFA女子チャンピオンズリーグでの復帰を目標にすることとなる。
マット・ビアード
(リヴァプール・レディース監督)
「私も選手もダニエレの腫瘍については知っていたが、本人と家族の要請で非公表にしていた。クラブとして我々はダニエレが必要とするサポートを提供する。彼女が出来るだけ早く回復し、チームに戻ってくる時を楽しみにしている」