『A Bola』は「イングランド・プレミアリーグの4クラブが、ブラガに所属しているMFシェカを獲得しようとしている」と報じた。
記事によれば、その中で最も意欲を見せているのは岡崎慎司が所属しているレスター・シティ。その他にもエヴァートン、ミドルズブラ、ストーク・シティが関心を寄せているという。
ミゲウ・アンジェロ・ダ・シウヴァ・ローシャ、通称『シェカ』は1994年生まれの22歳。かつてブラガのリザーブから放出された経験があるが、コヴィリャンでの活躍から今季呼び戻され、トップチームでのデビューを果たした選手だ。
186cmという大きな身長を持ちながらも上下動をこなせる攻撃的MFで、俊敏ではないものの攻守に貢献できる珍しいタイプ。年齢的にはそれほど変わらないものの、バレンシアからバルセロナへ移籍したアンドレ・ゴメスを思い起こさせる選手だ。
奇しくもシャカ自身も短期間バレンシアの下部組織に所属していたこともあり、すでに海外でのプレーを経験している。
レスター・シティはスポルティング・リスボンのMFアドリアン・シウヴァを狙っていたものの、今夏獲得に失敗。より容易な選択肢として、まだ大きな注目を集めていないシェカの才能に目をつけたようだ。
シェカとブラガの契約は2018年までとなっており、クラブ側は安価での流出を阻止しようとその更新に向けて動いているとのことだ。