『ESPN』は「チェルシーから江蘇蘇寧に移籍したラミレスは、お金のために中国へ行ったわけではないと話した」と報じた。

昨季フース・ヒディンク体制で序列が下がり、1月に江蘇蘇寧と契約したラミレス。その移籍金は2500万ポンド(およそ34.7億円)と高額で、給与は年1450万ドル(およそ16.3億円)であると言われる。

彼は『Goal』のインタビューに対して以下のように話し、チェルシーでの状況が移籍の理由であったと語った。

ラミレス

「キャリアを通して偉大な監督たちとともに働けたことに満足している。しかし、最も印象的だったのはアンドレ・ヴィラス=ボアスだね。

我々は本当によくやっていたし、彼とともに働けるのは素晴らしいことだった。彼はずば抜けた技術と知性を備えた男だ。

多くの人々が『ラミレスはお金だけのために中国へ行った』と言っているのを見た。

しかし、それは本当ではないんだ。

もしチェルシーで僕が経験した状況を見れば、それは移籍するタイミングであると分かるだろう。ヒディンク監督にとって僕は末席の選択肢だった。それは大いに僕を失望させた。

その状況はどんどん悪化していった。その瞬間に、中国のクラブからの関心が寄せられた。

江蘇蘇寧は長期的なプロジェクトを見せてくれた。そこで自分はキープレイヤーになると。彼らは僕が考えられるものの全て――いや、それ以上のものを提示してくれた。そして、僕は代理人や家族とともに決めた。これが最高の決断になるだろうとね。

お金の問題は考慮の一つになった。自分が既に29歳であることを考えれば、このようなチャンスは2度と来ることはないだろうと。

しかし、この判断を下させたのは、チェルシーで起こったことが最大の理由だよ」

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