『Marca』は「元バルセロナ会長のジョアン・ラポルタ氏は、2003年にクリスティアーノ・ロナウドの売り込みを受けていたことを明かした」と報じた。
2003年から2010年までバルセロナの会長を務めていたジョアン・ラポルタ。苦しんでいたチームを引き継ぎ、フランク・ライカールト監督やロナウジーニョなどを中心に復活させることに成功した。
彼は週末のエル・クラシコに向けての取材に対して以下のように応え、かつてクリスティアーノ・ロナウドの方から売り込みを受けていたことを明かした。
ジョアン・ラポルタ
「我々はロナウジーニョ、ラファエル・マルケス、リカルド・クアレズマと契約した。
クラブ全体が復興の過程にあった。クリスティアーノ・ロナウドはこの時(2003年)マンチェスター・ユナイテッドに移籍する前で、スポルティング・リスボンにいた。そして、我々は彼の代理人と会談していた。
そのエージェントはデコを売りたがっていた。我々は『それはできない』と伝えた。あの時点ではそれだけの額を出すことができなかったからだ。
したがって、彼は他の本当に素晴らしい少年を提示してきた。それがクリスティアーノ・ロナウドだった。
彼はマンチェスター・ユナイテッドへ1900万ユーロ(およそ22.6億円)で移籍していったが、我々は1700万ユーロ(およそ20.2億円)で打診されていたんだ」
「リオネル・メッシはサッカーの歴史上で最高の選手だ。他にも素晴らしいクオリティを持つ者はいるが、レオはそれを上回る。
彼は天性の才能を持ち、ゴールを決めることができ、そしてリーダーでもある。すべてを備えている。しかも、その上彼は謙虚である」