数年前からスペインのサッカー界で大きな話題になっているのが税金逃れの問題だ。
バルセロナではハビエル・マスケラーノ、リオネル・メッシ、アドリアーノ・コヘイア、ネイマール、アレクシス・サンチェス、エトーらが裁判に臨むことになり、数名が有罪判決を受けている。
また、バルセロナ以外でもレアル・マドリーに所属していたシャビ・アロンソに肖像権収入の取り扱いにおいて税金逃れがあったと言われている。
ネイマール、懲役二年が言い渡される可能性も? https://t.co/ePNrAFRkmL
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2016年11月23日
そして今回指摘されたのはクリスティアーノ・ロナウドとジョゼ・モウリーニョである。
ジョルジュ・メンデス代理人率いるGestifuteの顧客である彼らは、『パナマ文書』で暴露されたタックス・ヘイブン(租税回避地)を使用して税金の支払いを逃れているというのだ。
その報道に対し、今回Gestifute側が公式サイト上で声明を発表した。
- クリスティアーノ・ロナウドとジョゼ・モウリーニョ監督の両名は、スペインとイギリスの税務当局における納税義務に完全なる準拠をしている
- クリスティアーノ・ロナウドとジョゼ・モウリーニョ監督は、いずれもこれまで税務犯罪に関する法的手続きに関与したことはない
- 税務犯罪に関してクリスティアーノ・ロナウドとジョゼ・モウリーニョ監督に対し行われた告発は、法的当局に報告され、起訴される
アイルランドにペーパーカンパニーを設立して税金逃れをしていると訴えた『El Confidencial』などの報道に対して異を唱え、可能ならば法的措置に出るとも宣言している。
おそらく今後当局がこの問題に対して調査を行うことが予想されるが、またスペインサッカー界に税金逃れの問題が影を落とすことになるのだろうか?
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