『ESPN』は「モナコに所属しているコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、アトレティコ・マドリーに残るという選択肢はなかったと話した」と報じた。

かつてFCポルトで大活躍を見せ、アトレティコ・マドリーへと移籍したファルカオ。スペインでは世界最高の点取り屋と言われるほどのプレーをしたが、2013年にはモナコと契約する。

移籍先がフランスになったことには驚きの声が上がり、さらにファルカオ本人はそこで大怪我を負って調子を崩してしまうことに。ピッチに復帰してからも2年間パフォーマンスは上がらずに苦しんだ。

しかし、今季モナコに復帰した彼は得点感覚を取り戻しつつあり、キレが失われた体に適応したプレーを見せている。

彼はインタビューに対して以下のように話し、当時のアトレティコ・マドリーは経済的に逼迫していたことを明かした。

ラダメル・ファルカオ

(レアル・マドリーでハメス・ロドリゲスが苦しんでいるね)

「僕はハメスと話している。彼が不幸せなのかどうかはわからないよ。

しかし、すべての選手がプレーしたいと思っているものだ。僕もそういうことを経験してきた。プレーできなければ、彼は満足しないし、物事を変えるのは複雑なものだ。

ただ、それはすべての選手に起こるものだよ」

(チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドで苦しんだが、今季はここまで7ゴールだ)

「僕はとても楽しんでいるよ。継続的にプレーすることができている。このシーズンの全てがポジティブだ。もっとも重要なのは、出場していることだ」

(モナコはチャンピオンズリーグでもグループ首位だね)

「チームはいいプレーができているし、これが続けられることを願っているよ。我々の野望はチャンピオンズリーグでできるだけ高いところへ進むことだ。

我々は次の試合に集中しなければならないし、3ヶ月で何が起こり得るかについては考えないよ。とても情熱に溢れている状態だが、一つ一つの試合を取っていかなければならない」

(2013年に6000万ユーロ(およそ71.3億円)でアトレティコ・マドリーからモナコへやってきた)

「僕はアトレティコ・マドリーで続けるチャンスをもらっていなかったんだ。彼らは生き残るためにスターを売らなければならなかった、という印象を受けている。

我々はクラブの経済的な状況を理解していたし、それはかつてアトレティコ・マドリーを離れた他のスター選手も同じだった」

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