『Chronicle Live』は、「サンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督は、2013年に契約しようとした選手を明かした」と報じた。

2013年夏にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したモイーズ氏。その際にはエヴァートンからマルアヌ・フェライニを獲得し、半年後にはフアン・マタも引き抜いた。

しかし成績は伸びず、結果的にはシーズン終了を待たずして解任されることになる。

26日にそのマンチェスター・ユナイテッドとの試合を迎えるモイーズ氏は以下のように話し、当時彼はギャレス・ベイル獲得のために競合相手以上のオファーを提示していたと明かした。

なお、ベイルがスペインに移籍した際の移籍金は当時世界最高額の1億ユーロ(およそ122.3億円)だったと言われており、ユナイテッドの提示はそれ以上だったことになる。

デイヴィッド・モイーズ

「私がマンチェスター・ユナイテッドで最初に求めたのは、トッテナム・ホットスパーにいたギャレス・ベイルだった。彼はユナイテッドの選手になれるとずっと感じていた。

最後の瞬間まで戦った。我々はレアル・マドリーよりも大きなオファーを送っていたが、彼はレアル・マドリーへ行くことを決めた。

そういうことだった。私の心の中では、本気でマンチェスター・ユナイテッドに持ち込みたい選手だった。

他の一人はセスク・ファブレガスだ。当時はバルセロナにいた。彼も、我々が最後まで獲得を闘っていた選手だ」

「最初にサー・アレックス・ファーガソンと会ったときのことを覚えているよ。彼はいつも言っていた。『クリスティアーノ・ロナウド復帰のチャンスは常にあった』とね」

「トーニ・クロース(当時バイエルン所属)も夏に合意に近づいていたんだ。私は彼自身と代理人とは合意していたんだよ」

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