いよいよ冬の移籍市場の開幕が近づいてきた。
そんななか、『The Sun』では「10クラブがオファーを準備中!イングランドで最も狙われている選手」という話題を伝えていた。
Meet the most wanted man in English football with 10 clubs readying bids https://t.co/EoOOT0TLEB pic.twitter.com/GuwtF6XQzK
— The Sun Football ⚽ (@TheSunFootball) 2016年12月23日
それによれば、英2部ブレントフォードに所属するFWスコット・ホーガンに注目が集まっているそうだ。
彼は1992年生まれの24歳、ここまでリーグ3位となる13ゴールをマークしている。
身長は180cmに満たず、ズバ抜けたものは持ち合わせていないというホーガン。だが、絶えず動き続けることができるほか、いつどこに動けばいいのかという判断力が素晴らしいという。
得点力に長けたFWで、スピード、ヘディング、ボールを収める力、パス能力などをバランスよく持ち合わせたチームプレイヤーだとされている(スピードについてはかなりのものとの評価も)。
そんなホーガンの獲得をウェストハムやWBA、レディングやノリッジが狙っているという。
ただ、ブレントフォードは安売りする気はなく、移籍金として1500万ポンド(21.5億円)ほどを要求しているようだ。なお、契約期間は残り18か月。
ちなみに、彼はノンリーグからの叩き上げの選手でもある。あのジェイミー・ヴァーディとはハリファックス・タウンでともにプレーした経験を持っている。
スコット・ホーガン(ブレントフォードFW)
「彼のプレーを見ていたことを覚えているよ。
Vards(ヴァーディ)が今の地位を得たのは、彼には能力があり、ハードワークをしたからだ。
彼以上にハードワークをする人間には会ったことがない。
彼はその能力を証明した。
ハードワークをすれば、それに値するものを得られる。
それが自分がやろうとしていることさ」
本人としては2部チームへの移籍は考えておらず、プレミア挑戦を狙っているようだ。再びヴァーディのような成り上がり選手が現れるのか、今後注目を集めそうだ。
その一方でブレントフォードはエイバルに貸し出しているスペイン人MFホタを呼び戻すことも考慮しているとのこと。