『Gazzetta dello Sport』は、「バレンシアのエグゼクティブディレクターを務めるアニル・マーシー氏は、チェーザレ・プランデッリ前監督はウソをついていると話した」と報じた。
先日、10月に就任したばかりのチェーザレ・プランデッリ監督が辞任を発表したバレンシア。これで2012年から9回目の監督交代となった。
彼は辞任についての記者会見で以下のように話し、クラブとの約束が守られなかったことを決断の理由だと語った。
チェーザレ・プランデッリ
「ピーター・リム会長は、1月に4名の選手を補強すると言った。そして29日にはシモーネ・ザーザとMFのどちらかになってしまった。
私は1つしか選べなかった。4人から1人になった。27日に私はザーザがほしいと明言したが、休暇から戻ってきても彼はそこにいなかった」
しかしながら、アニル・マーシー氏は以下のように話し、プランデッリは言い訳としてそれを使っているだけであると語った。
アニル・マーシー
「プランデッリは諦めたのだ。それは辞めるための言い訳だ。3ヶ月で6ポイントしか取れなかった。言い訳をする必要があったのだ。
我々に対し、プランデッリはチームを強化するための選手の名前を挙げたことはない。
つい昨日のことだ。退任する前だ。彼は我々に5名の補強を頼んできた。それも名前は明示されていない。
ストライカー、二人のミッドフィルダー、左サイド、そして怪我をしたエリャキン・マンガラの代替である。
こちらはジョン・オビ・ミケルとシモーネ・ザーザを提示した。彼はこのうちの一つを選ぶまでに24時間待ってくれるよう頼んできた」